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奥能登の豊かな自然の中で日々の徒然を認めています


by kaizouin
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浄土宗布教師会北陸支部研修会

 6月26・27日と富山市内のホテルで浄土宗布教師会北陸支部研修会があり、参加してまいりました。

浄土宗布教師会北陸支部研修会_a0072808_8151480.jpg 布教師、要するにお説教をするお坊さんの事です。お坊さんは皆、布教師であり説教師なんです。仏の教えを説く者です。浄土宗のお坊さんの場合は、お念仏の教え、行を説く者ですね。今回講師を勤められた総本山知恩院布教師会会長の久米慶勝上人によりますと浄土宗教師、浄土宗のお坊さんは「念仏のセールスマン」だとか、、、なんか、妙に納得してしまいました。

 実は店主、今迄、まともにお説教を聴いたことも、したこともありませんでした。大きな法要(御忌会・祠堂会)等を勤める時は、布教師さんを呼んでお説教をして頂くのですが、店主の場合、法要の差上を間違えないように、また、裏方の準備等でお説教を聞く余裕などありませんでした。最近、ようやく慣れてきたのか、お説教を聞く余裕も出来てきました。今回の研修会の題名は『浄土宗の布教色葉(いろは)-基本と応用-』でした。いや、将に店主にピッタリの題名でした。

 「時機相応の教え」という言葉があります。「時」とは時間的なもの、時代背景的なもの、世情的なものをいいます。「機」とは人、人間の事です。どんなに良い事を言っても、その時代、世情にあったものでなくては誰も受け入れてくれません。また、その人の為と思って言ったことでも、その人が受け入れるだけの状態(心情的、人間的成長を含めて)でなければ何も伝わりません。

 店主の場合、この「時機相応の教え」により、色々な方が良い方向へ導いてくれたと思います。しかし「機」が未熟であった為に、理解できなかったり、反発したりした事も多々あったと思います。「エッ!未だにお前そうじゃん!」って突込みが入りそうですが、、、(^^;;;
by kaizouin | 2008-06-28 08:19 | 佛教